羽目板

理髪店(床屋)さんのリニューアルをしました。
壁のビニールクロスが所々剥がれていた店内の待合スペース、クロス張替を希望されていましたが、こちらからの提案で杉の無垢の羽目板を壁面だけ施工いたしました。
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杉の羽目板は牛肉で日本を代表する生産地、三重県松阪市の製品です。
厚み12mm、幅は130mm(働き)の節ありのものです。比較的リーズナブルに入手でき、素材の質感と杉の香りを感じられる一品、店内には杉の甘い香りが漂っています。店を訪れた皆さんからも高評化をいただいています。ちなみにこの工事は床の張替等を含めて、三日間で仕上がりました。

高級桧???????

高級桧柱・・・・・・だそうです。
ラベルに会社名がありましたのでふせました。
法隆寺にも使われている・・・・・との記載もあります。これが今の日本の建築です。残念です。
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上の画像は正面のラベル部分、下の画像はサイドの部分です。完全に貼りあわせた集成材であることがわかります。ラベルには法隆寺にも使用された桧ですが寄木です。と記されています。
年輪の絵の部分には、杉は30年で柱にできるが、桧は柱にするまで50年かかるとの記載があります。貼りあわせに年輪は関係ありません。(剥がれるおそれがあります。)
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本物は生えている一本の木から、柱は一本しか取れません。つまり木の芯(中心・年輪)があります。それが本物の桧の柱です。いかに桧材が水に強く丈夫だとしても、この柱は桧の柱ではなく桧の端材を接着剤で貼りあわせた柱です。ついでに価格は集成材のほうが高価なのですから、まったくどうなってしまったのでしょうか?こんなことで日本古来の伝統ある木造はいいのでしょうか?
家を建てる皆さんはこれでも満足なのでしょうか? 私は材木屋として、木のプロとして、木造の設計家として絶対に納得できません。これは桧の柱ではありません。皆さんどう感じますか?

桧集成土台・柱

近隣に建築中の現場です。
総ヒノキ造りらしいです。ご覧ください。土台から柱、すべて桧の集成材です。
いったい現代の建築はどうなっているのでしょうか?
たしかに集成材は、表向きには狂い(当初からの曲りや建築後の狂い)がないと言われているようです。実際には、いくらエンジニアリングウッド(集成材)とはいえ、当初からの多少の曲りや後の狂いは生じます。現代では、無垢材は集成材とまったく変わりはありませんし、価格は無垢材のほうが安価なのです。知ってましたか?皆さんは、どのように考えますか?
私は、これを桧材とは認めたくありません。所詮接着剤が頼りなのです。
さて十数年後の結果はいかに!!
二枚目の写真は、柱と柱の間に建てる間柱という材料。これは以前ご紹介しましたホワイトウッドの集成材です。いったい日本の建築はどこへ行ってしまうのでしょうか?
高温多湿の日本。皆さんもう少し真剣にご自分の建物を考えましょう。

土台と柱

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ホワイトウッド間柱

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