木の塀

当社にて施工していました、地元の神社の駐車場の木塀が完成いたしました。
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土台・桧(紀州材)、柱・桧、敷居鴨居(吉野材)、板・杉(天然秋田杉材)、額縁ヒバ材を使っての木塀です。屋根は杉板(静岡材)を野地板にして仕上げは銅板一文字葺きという本格的なものとなりました。
もちろん化粧ブロックの塀も検討したようですが、そこは神社、やはり木の塀が似合います。

基礎配筋

ただ今建築中の現場のべた基礎の配筋の写真です。
私どもで設計をさせていただきました。基礎のスラブの配筋は13㎜の150㎜ピッチの配筋です。
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現在の住宅の基礎配筋は、ほとんどの場合この程度の配筋で施工します。一番多いのは200㎜ピッチですが、
この現場は立ち上がりのスパンが飛んでいるので150㎜ピッチです。何とも丈夫な基礎に仕上がっています。

姫路城の内部

姫路城の内部を映した画像の一部です。
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本丸の芯柱(通柱)として使用されている東西二本の柱、正確に寸法を測るタイミングがなかったのですが、おそらく45cm各以上か?長さは26メートル、1階から5階までの通柱です。東本柱は昭和の大改修時に東南の約30cmほど傾いていたものを修正し、さまざまな部分を金物で補強。西本柱は同じ改修時に腐っていた部分を桧に交換したとのこと、最上階の6階天守閣の下層まで届かせています。
下は、各階の梁組の一部
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各階を支持している梁組の大きさとその組手の素晴らしさ、昭和の大改修と平成の大改修で所々に金物がちらほら見えますが、その技術は必見です。
約9年間の歳月をかけて建立された、まさに伝統技術の結集といえます。
ブログだけでは語りつくせないのが残念です。この地下1階地上6階の天守閣を当時の人々は人力のみで造っていったとは想像もつきません。また、この骨組みに当時ほとんど杉や桧が使用されていないと聞いて、またまたびっくり、ブナやクスなどの広葉樹を中心とした材料で構成されているとのことです。
実際に見ると、部分部分に当時の番付が当時の文字で残っているのにも驚かされました。
建築関係、特に材木屋や大工さんは一度現地に行って伝統技術の素晴らしさを体験し、その伝承者としての意識を再確認しなければいけないと感じました。
しかし、すべてに息をのむばかりの時間でした。