今回は、成田山の参道に威風堂々と建つ老舗旅館・鰻屋さんの建物を紹介。

一枚目、昔は旅館も経営されていたと思いますが今は料理屋さんになっています。メインは鰻。
素晴らしい木造三階建ての建築物です。地震等を乗り越えて現在も立派に存在していることは、まさに木造建築の伝統工法の確固たる証です。

二枚目は、同じ参道に位置する有名な鰻料理店。この建物も同様に木造三階建て、二階三階にはここに鰻を食べに来た方々が大勢すわれる建物になっています。
耐震技術がどうのこうのという前に、今一度伝統工法の技術を現在に建基法へ照らし合わせて、本来の木造在来工法のあり方を検討する時期が来たのではないでしょうか?

最後の一枚、これもまさに伝統技術です。私たちの舌を唸らせる鰻、その鰻を捌いている一枚。
クゥ~~、お腹が鳴ります。蒲焼、白焼、うな重、肝吸い・・・日本人に生まれてよかった。
この記事へのコメント
放射能に強い高齢者
行政はこれを見て「今の建築基準法に合致していないから壊せ」と
なぜ言わないのでしょうか。
3.11の震災でも壊れなかったものをなぜ認めないのか。
もうちょっと頭を回転させろよと言いたいですねえ。
桧松杉造
建基法のなんたるかをあらためて感じるひと時です。