高級桧???????

高級桧柱・・・・・・だそうです。
ラベルに会社名がありましたのでふせました。
法隆寺にも使われている・・・・・との記載もあります。これが今の日本の建築です。残念です。
桧柱.jpg

上の画像は正面のラベル部分、下の画像はサイドの部分です。完全に貼りあわせた集成材であることがわかります。ラベルには法隆寺にも使用された桧ですが寄木です。と記されています。
年輪の絵の部分には、杉は30年で柱にできるが、桧は柱にするまで50年かかるとの記載があります。貼りあわせに年輪は関係ありません。(剥がれるおそれがあります。)
桧柱2.jpg

本物は生えている一本の木から、柱は一本しか取れません。つまり木の芯(中心・年輪)があります。それが本物の桧の柱です。いかに桧材が水に強く丈夫だとしても、この柱は桧の柱ではなく桧の端材を接着剤で貼りあわせた柱です。ついでに価格は集成材のほうが高価なのですから、まったくどうなってしまったのでしょうか?こんなことで日本古来の伝統ある木造はいいのでしょうか?
家を建てる皆さんはこれでも満足なのでしょうか? 私は材木屋として、木のプロとして、木造の設計家として絶対に納得できません。これは桧の柱ではありません。皆さんどう感じますか?

この記事へのコメント

  • 放射能に強い高齢者

    集成材をムクの木だと教えるHメーカーもあるくらいですから最近は驚かなくなりましたがついに法隆寺まで出てきましたか。
    30年の下にカッコして(剥がれる恐れもあります)と書かねばいけないでしょう。
    2015年10月14日 13:37
  • 桧松 杉造

    法隆寺をはじめとする社寺仏閣の皆さんにはお詫びが必要ですね。
    しかし、有名な社寺仏閣を観光したり参拝したりすると、皆さん使用されている木材の素晴らしさを口にします。でもご自分の家は・・・・・?
    しっかりとした説明をしない住宅メーカーや建築会社にも責任の一端があるのでしょうか?それとも供給サイドの努力不足? 頑張りましょう。
    2015年10月14日 14:42
  • nagaburo

    確かに間違いなく国産ヒノキを使っているようですし、
    「これが当社が使うヒノキの柱です」と説明を受ければ
    多くの建て主さんは「あぁ、そうなんだ」と理解されるでしょう。

    そこから先はこの住宅建築に介在する各業者が
    この柱をヒノキと認めるか否かの意識の問題です。おそらく
    携わる建築士も木材業者も「これは高級ヒノキ」と信じているのでしょう。

    それに対抗するためには「違う、これはヒノキではない!!」と
    皆に聞こえるように大きな声を出す以外に手段はありません。
    2015年10月15日 16:56
  • 桧松 杉造

    コメント、深謝いたします。
    多くの建築に携わる皆さん(特に材木屋や大工、建築士)が、声をそろえて主張する以外にありませんね。私は言い続けます。これは桧ではありません。
    2015年10月16日 09:24

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